症例報告42
【患者像】
M・Nさん 20代 女性 会社員
【来院】
2019.2
【症状と来院理由】
主訴:不妊症、冷え性
平成31年1月から不妊治療を始め、タイミング療法を行う中で陽性反応はなし。血液検査等は異常なし。その中で月経痛と冷え性と歪みががあり体質改善を目的にご来院された。
【治療経過と内容】
治療方針:骨盤の歪みの改善、血流改善、自律神経・ホルモンバランスの調整。
治療経過:初回の治療では鍼治療と骨盤矯正を行い、治療後の夜はぐっすりと睡眠を取ることが出来たが、1〜2年前から毎日のだるさや眠気、頭痛があるため、自律神経症状の治療を週1回で続ける中で歪みと肩こりの治療を行う中で周期治療を共に行い、タイミング療法を行う。平成31年3月にタイミング療法にて陽性反応を認められた。
【同時に治療した症状】
冷え性、肩こり、月経痛、歪み
【使用した主なツボ】
三陰交、太谿、百会、オイルトリートメント、整体。
【考察・まとめ】
身体の状態は全てにおいて疲弊しており、引越し後に生活環境が変わる中で生活リズムが乱れ睡眠時間が短くなり、体は疲弊する一方で時間が追いついていない状況でした。その中で疲労回復、睡眠の質の向上の治療を行い、妊娠しやすい体づくりと卵子の質の向上に向けての取り組みを行う中で互いに身体の変化と心の余裕が出始めた頃に陽性反応という嬉しい結果が聞けました。環境や時間の使い方が変わり自身ではストレスを感じていなくても身体は素直で筋緊張が進み、自律神経が乱れていく中で一人目だけではなく、その先のことも考えて生活習慣や運動と時間の使い方を改善して取り組むことが一層重要であることを治療を通して気づかせていただきました。現在も妊娠継続のために治療は継続中。