こんにちは。
東京都江東区にある、不妊専門鍼灸院の住吉鍼灸院です。
皆様、暦では明日からゴールデンウィークですが、ご予定はいかがでしょうか。
最大10連休になる方もいるそうですね。
そんな本日は、【子宮内膜症】について改めてお話したいと思います。
今までにも何度か取り上げている内容ではありますが、
ゴールデンウィークでお時間のある方は自分のお体について気になる事を調べる事もあるかと思います。
本日は妊活を進めるうえで1度は耳にした事のある方も多い、【子宮内膜症】についてお話をさせて頂き、お体に向き合う時間を作れたらと思いますので、気になる方は見て頂けたら嬉しいです。
それでは、さっそく本題に入りたいと思います。
子宮内膜症とは・・・
一言で言うと、
本来は子宮の内側にあるはずの内膜が、子宮以外の場所で増殖や剥離し、それを繰り返してしまう病気です。
子宮内膜組織は本来、月経血として膣から体外へ流れ出ていきますが、子宮以外の場所で増殖した内膜組織は腹腔内などに留まってしまい、炎症や痛み・癒着が引き起こされます。その結果、骨盤の痛みや腰痛、排便痛、吐き気、月経周期が不規則になったり、月経痛がひどくなるなどの症状が現れやすいです。
特に、内膜が出来やすい部位は、卵巣・腹腔・子宮と直腸の間のくぼみ(ダグラス窩)です。
卵巣に出来たものをその見た目から【チョコレート嚢胞】、子宮筋層内に出来たものを【子宮腺筋症】と呼びます。(チョコレート嚢胞は略してチョコ、なんて一見可愛い表現されたりもしますが、名前に騙されてはいけません。)
基本的に、子宮内膜症は良性腫瘍なのでそれ自体が命に関わる事はありませんが、不妊にも影響する場合があるので、妊娠をご希望の方は早めに対処していく事が必要になります。
子宮内膜症による月経不順や月経痛、その他様々な症状は鍼治療をする事で変化が現れ、楽になる方も多くいらっしゃいます。そして住吉鍼灸院では、継続的に鍼治療をする事で、子宮内膜症と診断された方も妊娠に繋がったケースが数多くあります。
子宮内膜症と診断されたからと言って早期に妊活を諦める必要はありません。
一人でお悩みの方は1度ご相談頂けたら幸いです。
それでは今回はこの辺で。
子宮内膜症の鍼灸治療(東洋医学的な視点)については、また別の機会にお伝えさせて頂きますね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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住吉鍼灸院
はり師・きゅう師
染谷寛子