こんにちは。
住吉鍼灸院です。
さっそくですが、皆さんは
「多嚢胞性卵巣症候群」ってご存じですか?
本日はこの他嚢胞性卵巣症候群ってどんな状態なの?という事をお話したいと思います。
正直な所、漢字がたくさんで一瞬読みづらい名前ですよね。
他嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)
漢字を分けて説明してみると・・
「多嚢胞性」→多くの袋が、
「卵巣」→卵巣の中にあり、
「症候群」→いくつかの症状が現れる状態
と読み解く事が出来ます。
別名を「PCOS」といいます。
(正式名称はpolycystic ovarian syndrome)
言葉の意味は置いておいて、
簡単にまとめると・・・
【卵巣に卵胞(卵子の元となる袋のような丸いもの)がたくさん出来てしまい、結果として、排卵がしづらくなってしまうという状態】という事になります。
通常は、卵胞は月に1つずつ成長します。
ですがPCOSの場合は、成長が途中で止まった卵胞がたくさん出来てしまうんですね。
イメージは真珠のネックレスのような感じです。
◆ホルモンについて◆
ここで、PCOSの原因についてお伝えする前に、前提としてPCOSに関係するホルモンについてお話をしておきますね。
卵胞の成長と排卵には、下記のホルモンが深く影響していきます。
4つほどご紹介しますね。
①FSH(卵胞刺激ホルモン)→卵胞の発育や月経周期のコントロール、などを行う
②LH (黄体形成ホルモン)→卵胞の成熟と排卵の促進、排卵後の卵胞を黄体に変化させ妊娠の維持をする、などを行う
③インスリン→食物を食べた後に血糖値を下げる働き
④アンドロゲン→男性ホルモンの1種で、男性らしさを司る
これらのホルモンがPCOSに深く関係している事を覚えていて頂けるとこの先の話がわかりやすくなります。
では、どんな原因で起こるのかというと・・・
この続きはまた次のブログにてお伝え致しますね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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住吉鍼灸院
はり師・きゅう師
染谷寛子