こんにちは。
江東区住吉にある住吉鍼灸院です。
前回は心包、三焦についてお話をさせて頂きました。
本日はその続きである、
肝、胆についてのお話をさせて頂きたいと思います。
まずは肝経についてお話させて頂きますね。
正式名所:足の厥陰肝経
みなさんは、「肝腎要」という言葉をご存じでしょうか。
調べてみると、
「きわめて重要な事、とても大切な事」という意味で使われることが多い言葉ですね。
この言葉が表すように、肝と腎とは、体の中でもとても重要な役割があるとされています。
そして、東洋医学では、肝臓は血を作り、それを収める臓器として捉えられております。
身体の栄養を運ぶ為の大切な血液を作り、それを収めるという事はとても大切な役割であると言えそうですね。
まさに『肝腎要』ですね。
肝の循環が悪くなると、怒りっぽくなったり、喉が詰まったように感じたり、目のかすみや、女性だと生理不順などいろいろな症状が出ると言われています。
妊活においても自律神経が乱れると肝経のツボに反応が出る方も多くいらっしゃいます。
内在的にイライラやストレスの影響が体に出ているのだなと診察をしながら感じる事があります。
なので本日はそんなストレスフルな生活の中でもストレス緩和に効くツボをご紹介したいと思います。
今回は肝経の「太衝」(たいしょう)というツボです。
足の甲側にあり、親指と人差し指の骨がぶつかる辺りにあるツボです。
住吉鍼灸院でも、日々のご自宅のケアとしてここにお灸をしてい頂くことが多くあります。
ストレスに対してだけでなく、血液の巡りを良くするためにも使う事がるツボですね。
そして次は胆経です。
正式名称:足の少陽胆経
身体の横側を流れる経絡でツボの数も44個と多い経絡になります。
その中でも頭部の両サイドに多くのツボがあるので、片頭痛や眼精疲労などにもよく使われるツボがあります。
自分で押せるツボも多くあるので、パソコン作業で疲れた時や、少し頭が痛い時などにも押してみると楽になるかもしれませんね。
特に、耳の後ろにある少し出っ張った骨の後ろにある完骨というツボや、
首の付け根の部分の真ん中のへこみから約指1本分外側にある風池というツボは
わかりやすくてオススメです。
筋緊張性の頭痛などには、温めたタオルなどを首元に当てても少し楽になるかもしれません。
ブログをここまで読んでくださった方は、
目もお疲れかと思いますので、ぜひ試してみてくださいね♪
それでは、今回はここまでになります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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住吉鍼灸院
はり師・きゅう師
染谷寛子