東京都江東区にある不妊専⾨鍼灸院、住吉鍼灸院です。
本日は不妊症にも関係のある子宮筋腫のお話です。
⼦宮筋腫に関してこんなお悩みはありませんか?
⼦宮筋腫に関する症状や治療法についてご不明な点やお悩みはございませんか?腰痛や下腹部痛、⽉経不順など、様々な症状を抱えている方は、その原因が⼦宮筋腫にある可能性も考えられます。
女性特有の⼦宮筋腫とはどんな病気?
⼦宮筋腫は、⼦宮の筋肉にできる良性腫瘍の一種で⼥性特有の疾患です。⼦宮内膜症とは異なり、⼦宮内の筋肉層にできる腫瘍であり、⼤きさや数によって症状が異なります。
子宮筋腫と子宮内膜症の違い
⼦宮筋腫は⼦宮の筋肉層にできる腫瘍であり、⼦宮内膜症は⼦宮内膜が⼦宮の外に⾃然排出されずに内側に残り、そこで増殖する疾患です。両者とも⼦宮の病気ですが、原因や症状、治療法が異なります。
⼦宮筋腫と不妊の関係性
⼦宮筋腫が⼈の妊娠や出産に影響を与えることがあります。⼦宮内に腫れた腫瘍があると、胎児の成長や正常な着床が妨げられる可能性があります。また、⼦宮内の状態が良好でないと、胚着床の成功率が低下することがあります。
⼦宮筋腫の主な原因
ストレス
ストレスは⼦宮筋腫の原因の⼀つとされています。ストレスが続くと、ホルモンバランスが崩れ、⼦宮筋腫の発⽣リスクが⾼まることがあります。
⽣理不順
⽣理不順も⼦宮筋腫の原因の⼀つです。⽉経周期が乱れると、⼦宮内の環境が不安定になり、腫瘍ができやすくなります。
⼦宮筋腫の発生する場所
筋層内筋腫(きんそうないきんしゅ)
筋層内筋腫は、子宮の筋層の内側に発生したものです。無症状の場合もあるのですが、やはり大きさにより、腹部の膨満感を感じたり、過多月経の症状が出てくると言われています。筋層内でも出来る場所によっては不妊に関係してくると言われています。
漿膜下筋腫(しょうまくかきんしゅ)
漿膜下筋腫は、子宮の外側に発生した筋腫です。最初は無症状なのですが大きくなると「お腹が張って苦しい」や「お腹にガスがたまっている感じする」など腹部に膨満感を感じるようですが不妊には影響しにくいと言われています。
粘膜下筋腫(ねんまくかきんしゅ)
粘膜下筋腫は、子宮の内膜に発生した筋腫のことです。大きさを問わず、発生すると過多月経や貧血といった症状が出てきて、3つの筋腫の中でも1番不妊の原因に関係してくると言われています。
⼦宮筋腫の主な症状
⽉経量が増える、不正出⾎
⽉経量が増える、または不正出⾎がある場合、⼦宮筋腫の可能性があります。⼦宮筋腫は⼥性特有の症状であるため、⽉経に関連した症状が現れることがあります。
下腹部痛や腰痛、便秘、頻尿 ・妊娠しにくい
⼦宮筋腫により下腹部痛や腰痛、便秘、頻尿などの症状が現れることがあります。また、⼦宮内に腫瘍があると妊娠しにくくなることがあります。
性交時の痛み
⼦宮筋腫による性交時の痛みもよくみられる症状の⼀つです。⼦宮内の腫瘍が圧迫されることにより、性交時の痛みが発⽣することがあります。
貧⾎
⼦宮筋腫が原因で⽉経量が増えると、貧⾎や倦怠感などの症状が現れることがあります。
⼦宮筋腫の検査方法
超音波検査
⼦宮筋腫の診断には、超音波検査が⼀般的に使われます。⼦宮や⼦宮内の状態を詳しく調べることができます。
子宮内視鏡検査
⼦宮内視鏡検査は、⼦宮内の状態を直接観察する検査法です。⼦宮内の異常や腫瘍の有無を確認することができます。
MRI
MRI(磁気共鳴画像法)は、⼦宮の詳細な画像を得るために使われます。超音波検査や内視鏡検査で得られた情報を補完するために利⽤されます。
子宮内視鏡検査では卵巣の疾患も発見できます
鍼灸治療でのアプローチ
鍼灸治療は、⼦宮筋腫の症状や原因にアプローチする⼀つの方法です。鍼やお灸などの施術により、⼦宮筋腫による症状の軽減や根本的な改善が期待されます。
まとめ
⼦宮筋腫は⼥性特有の疾患であり、腰痛や下腹部痛などの症状を引き起こすことがあります。症状が出た場合は、早期の検査や治療が重要です。適切な治療法を選択し、⽉経周期や妊娠などの⽬標に向けて⾏動することが、健康な⽣活を送るための第一歩です。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
ただいま、たくさんのご予約をいただいており新規ご予約が取りにくい状況でございます。急性症状でお困りの方は一度お電話でご相談ください。
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【監修】
住吉鍼灸院 院長 藤鬼 千子
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
2011年国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得。 2011年住吉鍼灸院入社。 2017年不妊カウンセリング学会認定、不妊カウンセラー。
施術歴13年