「暑いのに・・寒い」って?①

こんにちは。

東京都江東区にある、不妊専門鍼灸院の住吉鍼灸院です。

 

少しずつ気温も湿度も上がって、ジメジメとした感じが肌にまとわりつく季節ですね。

 

そんな毎日の中で、

 

【暑いのに・・寒い】

 

と感じる事はありませんか?

 

相反する言葉のように感じますが、

実は意外と多くの方が経験しているのではないかと思います。

そんな本日は、「暑いのに、寒い」についてお話したいと思います。

 

一言で言うとこの感覚は、寒暖差によるものが多いとされています。

外は暑いけど、お店に入ると極端に冷房が効いていたり、電車に乗ると直接扇風機の風が当たったり。

外に合わせた服装でいると、建物の中は極寒・・!なんて事もよくありますよね。

 

本来ならば、人は体温の調節機構が働いて熱い時に発汗して熱を下げ、寒い時には血管を収縮して熱が逃げないように保てるようになっているのですが、急激な温度差に体が追い付かないと「暑いけど寒い」なんて状態が起こるようになります。

 

また、この体温の調節機構には個人差があり、うまく順応できる人もいれば、なかなかうまく働かない人もいます。

 

では、体温調節がうまく出来る人と、出来ない人の違いは一体なんでしょうか?

 

ここで1つ、大きく関わってくるのが「自律神経」です。

 

あまりイメージがないかもしれませんが、自律神経は色んな所で作用しており、

体温の調節もその働きの1つと言われています。

 

ですが、自律神経は繊細で、体温を調節する働きがあるにも関わらず、寒暖差によっても

乱れてしまう事があります。極端な温度差に自律神経が混乱してしまい、

「今は暑いの?寒いの?どっち?!」となり、うまく調節できないと、

冒頭にお伝えした「暑いのに・・寒い」という状態になってしまいます。

 

暑いのにうまく発汗できなかったり、

高齢の方は特に暑いのに冷房を付けずにいて熱中症になるなんて話もよく聞きますね。

 

それも自律神経が大きく影響していると言えます。

 

なので、自律神経を乱さない事が「暑いのに・・寒い」を防ぐポイントになります。

 

「自律神経を乱さない」というとなかなか難しいですが(環境要因が大きいので)

 

逆に

 

「自律神経を整える」方法を身に着けいていく事が重要になってきます。

 

自律神経を整えて行く事は鍼治療で得意であり、日々の生活でも、

正しい入浴や、適度な運動、バランスの取れた食事、深い睡眠など・・・

生活を整える事は自律神経を安定させるポイントになります。

 

長くなりましたので、整える方法やポイントはまた次の回でお話しますね。

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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染谷寛子

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