こんにちは。
東京都江東区毛利にある、不妊専門鍼灸院、住吉鍼灸院です。
9月に入り、少し気温が落ち着いたと思ったらまた夏が舞い戻ってきましたね。
体温調節が難しいなと思う今日この頃です。
そんな本日は妊活の検査についてお話したいと思います。
妊活の検査と一言で言ってもたくさんの種類があり、何をすれば良いのか、
また今のご自身の状況によっても変わってくると思います。
そこで今日は、妊活をするにあたって、早めにやっておくと良いと思われる検査についてお話しようと思います。
(※あくまでも個人的な見解なので、やらないと妊娠できないという訳ではありません)
①血液検査
血液検査では、妊娠の妨げとなるようなホルモンの異常や疾患がないかどうかを調べる事が出来ます。妊娠に関するホルモンである、卵胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモン、プロラクチン、甲状腺ホルモン、エストラジオール(エストロゲン)、プロゲステロンなどの値が正常かを調べます。また、糖尿病や貧血、甲状腺の異常、風疹の抗体があるかなども調べる事が出来ます。
例えば、血液検査で風疹の抗体が無い事が判明すると、風疹ワクチンを打つ必要があります。ワクチンを打ってから抗体が出来るまで(大体2か月くらい)は妊活を進める事が出来ませんので、計画的に妊活をしていきたい場合は早めに知っておく必要があります。
ホルモン値の異常も同様に、乱れてしまうと卵胞の育ちがゆっくりになったり、内膜を厚くフカフカに出来なかったり、妊娠を継続出来なかったりと、ホルモン値の異常はダイレクトに妊娠の邪魔をしてしまいます。
②卵管造影検査
卵管造影検査では、左右の卵管がちゃんと通っているかを確認する検査になります。
卵管造影をすることで卵管が通っているのか以外にも、
卵管の太さ、卵管の出口周囲の癒着、子宮の形、子宮内腔の癒着、骨盤腔内の癒着など、様々な事がわかります。
例えば、卵管にポリープがあって詰まっている場合、受精卵は子宮に到達できないので、着床が出来なくなってしまいます。そうなるとタイミングを取っていたとしても妊娠の確率は低くなってしまうので、その原因に対する対処を先に行う必要が出てきます。
・知っておけば先に検査出来たのに
・妊活を始めた途端色んな障害があってなかなか妊活をスタート出来ない
なんて方も中にはいらっしゃいます。
だからこそ、先に出来る事はやっておいた方が良いなと私個人としては感じます。
今後もいろんな検査については詳しくお伝えしようと思いますので、
本日はこの辺で。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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住吉鍼灸院
はり師・きゅう師
染谷寛子