生理不順と月経痛

こんにちは、
江東区毛利にある
不妊専門鍼灸院、住吉鍼灸院です。

環境が変わりやすい4月ということで、
前回は生理不順についてお話ししていきましたね。

本日はそこに加えて、当院にご来院される方からよくご相談を受ける
生理にまつわる素朴な疑問についてお話ししていきたいと思います。

当院にご来院されている方々からよく聞く内容として
生理痛がひどいことや
寝ている間に夜用のナプキンをしていても漏れてしまう
などのお悩みをよく伺います。

現代の女性にはごく当たり前のことのようになってきてしまっていますが
実は、これは当たり前ではありません。
生理が来ても痛みや不快感を感じることなく過ごせるように日常でも意識して頂けると幸いです。

まずは『寝ている間の経血の漏れ』。。

聞いてびっくりされる方もいらっしゃるかと思うのですが、
本来寝ている間は経血が出ないものなのです。私も初めて聞いた時にはびっくりしました。

どういうことかというと寝ている間に経血が出るというのは
自律神経の『交感神経』が優位の状態で子宮が収縮しているということなのです。

本来夜は副交感神経が優位になるため経血が出ないのが正常です。
もしも夜も経血が出ている、漏れる日がある場合は
夜の間も交感神経が優位の状態で働いている証拠です。
その場合は自律神経のバランスが乱れている場合がありますから、
目まぐるしい日常から、少し足を止めて、ご自身がリラックスできるように、
好きな音楽を聞いてリラックスしたり、いつもより早めに休んでしっかり睡眠を取ったり、
寝る前はお風呂に浸かったり、ストレッチを行い軽く身体を動かすなど、
自律神経を整える生活環境にしてあげることが大切です。

また生理痛が酷い。。
さらにはお腹が痛くなるだけではなく、
頭や腰が痛くなったり吐き気や下痢の症状が出る方もいらっしゃいますね。
あまりにも我慢できない時は痛み止めを服用することも必要な時はありますが
依存しない程度に抑えられるといいでしょう。

市販の痛み止めでは解熱鎮痛薬が多くこの場合、
平熱の状態で服用してしまうと必要以上に身体を冷やしてしまう恐れがありますから
腹巻きやレッグウォーマーなどを活用して足首、手首を温めたり
運動をして血流をよくしていくことが必要です。

ホルモンバランスの乱れで起こる生理痛でしたら
身体を温めたりリラックスしたり簡単なストレッチなどをして
血流をよくしてあげるだけでも随分と楽になります。
痛みの部分では特に身体を温めて冷やさないことがとても大切なのです。

また鍼灸治療は自律神経を整えてリラックスしやすいお体づくりに効果を発揮します。
そして当院では入浴や足湯など、普段からお身体を整えていける習慣をお伝えしています。

月経の状態を整えることは妊娠しやすいお身体に近づく1歩であり、
今後赤ちゃんを授かった時にもお子さんが思春期を迎えた時に月経で悩まなような
習慣を伝えられるご両親となれたら、こんなに素敵なことはないのではと感じます。
お身体でお悩みの方は是非ご相談くださいね。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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