江東区毛利にある、不妊専門鍼灸院、住吉鍼灸院です。
今回はむくみの原因と解消法についてお話しさせて頂きます。
むくみに関するこんなお悩みありませんか?
・長時間の立ち仕事やデスクワークで足がだるく感じる
・朝起きた時にまぶたが重く感じる
・夕方になると靴が窮屈に感じ締め付け感がある
このようなお悩みを感じている女性は多いのではないでしょうか。
最近では男性もむくみを感じる方が多くいらっしゃり、夕方の革靴の締め付けを感じる方や飲み会の翌日の顔のむくみを感じる方が増えてきています。
むくみとは
一般的なむくみとは
血行不良により、細胞、血管やリンパ管に間を行き来している水分が皮膚下に留まってしまった状態です。
また、ホルモンによってむくみが引き起こされることもあります。
むくみが起きやすい身体の部位
むくみは身体の様々なところで起こります。
今回は起こりやすい場所をご紹介させて頂きます。
1、ふくらはぎ
心臓から最も遠い場所にあることや重力に逆らっている為、むくみやすくなります。
ふくらはぎの筋肉は第二の心臓と言われるようにポンプ作用があり、血液や水分を心臓に送り全身を巡らせる働きがあります。
その為、長時間のデスクワークなどではふくらはぎのポンプ作用が弱くなるため、心臓に血液を戻しにくくなりむくみが起こります。
2、まぶた
目の周りには毛細血管やリンパ管が多く存在している為、むくみやすい場所になります。
3、顔
お顔もまぶたと同様に毛細血管やリンパ管が多く存在しているためむくみやすくなります。
女性ホルモンの影響を受けやすい部分にもなります。
むくみの原因は食事が関係している??
むくみの原因には食事が関係しています。4つの項目でお伝えいたします。
1、水分過多
水分の取り過ぎによりむくみが起こります。
1日の水分摂取量は体重の40%と言われており、
例えば、体重50キロの方で1.5リットルから2リットルが好ましいと言われています。
ただし、お水をしっかり取るからといってむくみが改善されるわけではありません。
しっかり身体の外に排出することも重要です。
2、水分不足
水分の取り過ぎでむくむと思っている方が多くいらっしゃいますが実は、水分不足が原因でむくむ場合があります。
身体の中の水分が不足すると細胞達は脱水にならないように水分を溜め込みます。
その結果むくみが起こります。
生理中は出血していることにより鉄不足だけではなく水分も排出されてしまいます。
生理中の時こそ水分を取ることをお勧めします。
ただし、カフェインの入ったコーヒーや紅茶、緑茶には利尿作用があり、水分を外に出しやすくしてしまうため、体内に水分を入れるにはノンカフェインの飲み物や透明なお水を飲むことが良いです。
3、塩分過多
塩分をたくさん摂取すると体内では塩分濃度を薄めようと働きます。
そのために体内に水分を溜め込みやすくなりむくみに繋がります。
夏本番になってきましたが、塩分の調節は大事ということです。
4、アルコール
ビールやワインなどのアルコールを摂取すると血液中のアルコール濃度が高くなり、血管が拡張します。
その結果、静脈やリンパによる水分の処理が間に合わず皮膚下に留まってしまいむくみが起こります。
また、横になると顔の方に水分が溜まりやすくなるため顔やまぶたにむくみを感じます。
むくみが関係する疾患
むくみが症状として現れてくる疾患もあります。
例えば
・腎機能障害(腎臓病、腎不全)
・心不全
・肝硬変
・下大静脈流
・リンパ浮腫
上記のものがあげられます。
主に「肝臓」「心臓」「腎臓」の臓器に何らかの異常があるとむくみにつながります。
親指で押したときに跡が残る場合や全身がむくんでいるときは病院への受診をお勧めします。
当院のむくみ解消アプローチ方法
当院で行っているむくみ解消のアプローチ方法についてお伝えします。
当院では血管を支配している自律神経や筋肉、血液循環にアプローチを行っています。
・鍼灸治療で血流改善
鍼では血液の循環を改善し回復力を高めることが出来ます、
お灸ではじんわりと熱刺激が加わるため血管がゆっくり拡張し、ゆっくり収縮します。
その為、血管の運動性にアプローチすることが出来ます。
鍼灸治療を行うことで血液の巡りが改善し、血行が良くなるためむくみの解消にとても効果的です。
・オイルマッサージでむくみ予防
オイルマッサージでは筋肉のポンプ作用を助け、重力で下に滞ってしまった余分な水分や血液を心臓に戻すよう施術を行なっています。
また当院で使用している「O2クラフト」は筋肉の凝りを分解するだけではなくむくみの予防に効果的なオイルです。
自宅でも出来るむくみをとるマッサージ方法
皆さまはご自宅でむくみのケアなどは行っていますでしょうか?
是非ご参考にして頂けますと幸いです。
1、ツボ押し
【陰陵泉】
当院の施術の中でもむくみを改善させたい時に多く使用している経穴です。
ツボの取り方はふくらはぎの内側で膝から指4本分のところにあります。
ここを親指やツボ押しなどを使って5秒かけて押していき、ゆっくり離していきます。
この動作を左右で5セット行いましょう!
2、ストレッチ
全身の循環をアップさせていくにはふくらはぎからのアプローチが効果的です。
【ふくらはぎ】
1、正座をして左右どちらかの膝を立て、踵を床につけます。
2、踵を床につけたまま少しずつ前傾姿勢になり、踵が床から離れるギリギリのところで15秒間キープします。
この動きを左右で行い、回数は2セット行いましょう!
むくみをとる方法のまとめ
むくみを予防するためには血行を改善することが最も重要です。
むくみを改善し、毎日身体の軽い生活を送っていきましょう!
なかなか運動習慣が身につかない方は信号待ちや、移動中の電車の中でつま先立ちを行うだけでもむくみの改善に効果的です。
ぜひ試してみてください!
むくみやご自身の体調について気になる方は是非、一度当院にご相談して下さい!
最後までお読み頂きありがとうございました!
次回もお楽しみに。
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また施術を受ける前のご相談を公式LINEにて承っておりますので、こちらもどうぞご利用ください。
【監修】
住吉鍼灸院 院長 藤鬼 千子
鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
2011年国家資格はり灸師、あん摩マッサージ指圧師免許取得。 2011年住吉鍼灸院入社。 2017年不妊カウンセリング学会認定、不妊カウンセラー。
施術歴13年