症例報告83
【患者像】
20歳 女性 会社員
【来院】
2020.8
【症状と来院理由】
主訴:肩から頸の痛みと腕のシビレ
一週間前に寝ている時に肩が外れるような感じがあり、その場から動けないほどの痛みがあった。その後首を回すと痛みがあり、腕にもシビレ、背中から腰に掛けて痛みが出た。
【治療経過と内容】
治療方針:頸肩の筋緊張が強く、何らかの影響、ストレスにより痛みがでた。肩をかばっているために他の箇所に痛みやしびれが出ていると考えた。
頸肩の緊張を緩和し、血流の循環を良くしてあげることで痛みの緩和をする。
左右差をなくし、骨盤の調整をしていくことで根本的な治療を行った。
治療経過:初回
うつ伏せで背中の筋肉の緊張を緩和していく治療を行った。
その後頸肩の活法整体で可動域を広げていく治療を行った
治療後はまだ痛みはあるが治療前よりは改善した
2回目~4回目
肩の痛みはほとんどなし、シビレもなし
足の張りがきになることから、初回と同様背中周りの鍼を行い、下腿のオイルトリートメントや歪みの調整を行った。
【同時に治療した症状】
歪み、足の張り
【使用した主なツボ、手技など】
肩貞、天宗、肩の圧痛部
【考察・まとめ】
本人は自覚はないが、頸肩の緊張が強く、疲労やストレスにより痛みが起きてしまったと考えた。定期的な治療や自宅でのケアをしていくことで再発しない身体作りを今後ともしていく事が大切です。