ついに桜が満開になりましたね
お花見はされましたか?
私は上野公園でお花見をしました^^
とっても綺麗でした!
お花見まだの方は
今週が見納めだと思うので
是非、桜で癒されてくださいね
さて今回は
「睡眠不足と不妊」について
前回に引き続きお話させて頂きます
前回では
睡眠不足が引き起こす不妊への悪影響
1つ目
「睡眠不足は活性酸素を増加させる!」
ということについてお話しました
今回は2つ目
『睡眠不足はホルモンバランスの乱れを引き起こす!』
ことについてお話していきます
睡眠中は体内で様々なホルモンが分泌されて
体内の機能を調整しています
人間の身体には「体内時計」という機能があり、
決まったリズムで生活を送ることで
ホルモンの分泌や自律神経の調整を行っています
睡眠不足になると体内時計の機能が狂って
ホルモンの分泌に異常をきたし
ホルモンバランスを乱れさせてしまいます
ホルモンバランスの乱れの中でも
特に妊娠に悪影響を与えるのが
「生理不順」
「メラトニンの分泌不足」
「成長ホルモンの分泌不足」です
この3つについて個別に紹介します
①睡眠不足は生理不順を引き起こします
生理は複数のホルモンの分泌量が
複雑に変化することで成り立っているので
ホルモンの分泌量に異常が起きれば
生理にも異常が起こってしまいます
最悪の場合には排卵が停止してしまう
というケースもあり、
自然妊娠が不可能になってしまいます
②睡眠不足はメラトニンの分泌を阻害する
メラトニンには体内時計を調整する働きがあるので
睡眠不足などにより生活のリズムが崩れると
メラトニンの分泌が減少してしまい
体内時計が狂ってしまいます
そしてメラトニンには、
細胞を酸化・老化から守る
「抗酸化作用」も持っています
メラトニンは卵巣の細胞に多く含まれてるので
メラトニンが正常に分泌されれば
卵子の酸化・老化を防止してくれます
③睡眠不足は成長ホルモンの分泌を阻害する
成長ホルモンには、細胞を成長させたり
傷ついた細胞を修復したりする働きがあります
成長ホルモンは睡眠中に大量に分泌されます
睡眠不足になると肌が荒れることがありますが
これは成長ホルモンの分泌不足が
原因の1つであると言われています
十分に睡眠がとれていれば
成長ホルモンがしっかりと分泌されて
卵子を成長させたり傷ついた卵子を修復したり
卵子の状態をいいものにしてくれます
今回かなり長文になってしまいましたが
睡眠不足でホルモンバランスが乱れることによって
こんなにも妊娠に悪影響与えているのです
次回は、
「妊娠しやすい体質を作るための質の良い睡眠方法」を
ご紹介しますね^^
最後までお読みいただき
本当にありがとうございます
鍼灸師 須藤ななみ