こんにちは。
住吉鍼灸院です。
前回はツボの概要についてお話をさせて頂きました。
今回からは、経絡というツボの連絡通路(流れ)をいくつかに分けてお話を進めていこうと思います。
経絡には「臓腑」という考え方があります。
肝・心・脾・肺・腎・心包
胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦
↑大きく分けると12個の臓腑があり、この臓腑の名前を取って、肺経・肝経、などと名称が付いています。それぞれこの臓腑の名前の付いた経絡にはそれぞれ得意な症状があり、その症状に応じて使うツボが変わったり、選ぶ経絡が変わってきます。
今日はその中でも、「肺」「大腸」と関連する内容についてお話をしてみたいと思います。
①肺経(正式名:手の太陰肺経)
手の内側を流れる経絡になります。
胸部から始まって、親指の先に向かって流れています。
特に咳や息切れなどの呼吸器に関わる症状に対して治療で使われることが多い経絡です。
風邪っぽいなと思った時などにも使える経絡ですね。
これからの季節、風邪の季節でもありますので、そんな時にも効果的な経絡と言えそうですね。
②大腸経(正式名:手の陽明大腸経)
手の外側を流れる経絡になります。
人差し指の指先から始まり、顔面部の鼻の横あたりに向かってながれる経絡になります。
特に大腸の働きを改善するのに効果的な経絡です。大腸の不調による肌荒れや、喉の違和感、顔に関連する症状においても効果的なツボがこの大腸経にはあります。歯の痛みなどにも効果的だと言われております。
また肩こりのツボもこの経絡にもあります。
鍼をしなくてもご自宅で行えるお灸などを使って、肩こりのツボにお灸をする事で
肩こり緩和にも効果的です。実際に当院でもご自宅でのお灸を推奨していますので、
気になる方は一度ご来院頂けたらと思います。
では次回は胃と脾の経絡についてお話させて頂きますのでどうぞよろしくお願い致します。
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はり師・きゅう師
染谷寛子