みなさん、こんにちは。
来週から一人暮らしを始めます、住吉鍼灸院の須藤です。
ワクワクした気持ちと不安や恐れを小脇に抱えて、、、
初めての一人暮らし楽しみます\(^o^)/
本日は『経絡』と『ツボ』について。なんとなく耳にしたことはあるけど、、、意味はよく知らない・・・という方多いのではないでしょうか。経絡とツボは鍼灸にとって欠かせない存在です。ゼヒみなさんにも鍼灸施術を受けるうえで知っていただきたいなぁと思ったのでご紹介します^^
経絡ってなぁに?
東洋医学の基本となる概念が「経絡」です。経絡は血管や神経のように目で見えるものではありませんが、体の中にある道すじのことです。東洋医学で生きるための3大要素とされる「気(生命エネルギー)・血(血液)・水(体液)」のうち、気と血が流れる道とされていて、経絡の流れが滞ると体のめぐりやバランスが崩れ、不調が起こったり病気になったりすると考えられています。
主な経絡は12本の「正経十二経脈」と、督脈、任脈などが属する「奇経八脈」です。正経十二経脈は五臓(肝・心・脾・肺・腎)六腑(胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦)、さらに心臓を包んでいる心包に対応します。経絡はこれらの臓腑と体の表面を結んでいます。
ツボってなぁに?
皮膚の表面にある特定のポイントで、経絡を通じて体の中のさまざまなところとつながり、気の出入り口となるのがツボです。たとえば、ある臓器に異変があると、その臓器と関係の深いツボ(同じ経絡の上にあるツボ)にも異変が起こることが多いので、ツボは不調を診断するときの手がかりとなります。また、反応が出ているツボを刺激することで体のめぐりやバランスを整えたり、不調を改善することができるので、ツボは治療の重要なポイントでもあるのです。
ツボは常に同じ位置にあり、ツボ自体は変化しないものだと思っている方も多いと思いますが、実はそうではありません。体のめぐりやバランスが崩れたり、体に何らかの不調が起きると、ツボには「くぼむ」「硬くなる」「こる」「かさかさする」「色が変わる」など、さまざまな症状が表れます。場所が微妙に変わることも。つまり、人によって、また、同じ人でも、体調によってツボは変化するものなのです。日によって左右で場所が違ったり、大きさや深さが違ったりということもよくあることです。
イメージしやすいたとえだと・・・電車の通る線路が(経絡)駅が(ツボ)のような感じです。
次回は、よく効くツボベスト10をご紹介していきますね^^
最後までお読みいただきありがとうございます。
江東区 住吉鍼灸院 鍼灸師 須藤ななみ