貧血について

2018/12/26

こんにちは


住吉鍼灸院です。


今回は貧血についてお伝えしていきます。

貧血の中でも、特に多いのは「鉄欠乏性貧血」という貧血です。

症状としては、めまい、動悸、息切れ、だるさ、日中の眠気などがあります。

体の中ではいったい何が起こっているのでしょうか?

貧血状態は、
血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンが少なくなってしまっている状態です。

ヘモグロビンは、全身に酸素(栄養)を運び、不要物や老廃物を回収する役割をしています。

それが少なくなってしまうということは、体や脳が酸欠状態となってしまうということです。

結果、先ほどの、めまい、動悸、息切れ…などの症状がでてきてしまうのです。


ヘモグロビンが少なくなってしまうのは、原料である「鉄」の不足が原因です。
鉄は、瓜や髪を作る成分でもあるので、貧血の方は髪がパサついたり、爪がスプーンのように反ってしまうなどの症状もみられます。

症状の改善には、鉄を十分に取ることが一番です。

特に、レバーや赤身のお肉、お魚に多いヘム鉄」は
吸収率が15~25%と高いため、効率的に鉄を補えます。

逆に、ほうれん草や緑黄色野菜、大豆、海藻にも鉄は多く含まれていますが
「非ヘム鉄」のため、吸収率がよくありません。

しかし、ビタミンCとともにとると
吸収率がUPしますよ!

コーヒーや紅茶に含まれるタンニンや、玄米などに含まれるフィチン酸、
また、鉄の多いイメージのほうれん草を生で食べた時のシュウ酸は、
鉄との相性が悪く、吸収を妨げます。
食べ合わせに気を付けましょう!


最後までお読みいただきありがとうございました♪


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