症例報告58
【患者像】
42歳 女性 歯科衛生士
【来院】
2019.6
【症状と来院理由】
主訴:不妊
結婚10年目になり、いつかできるだろうと安易に考えていたが41歳になったときに焦り、妊活スタートする。クリニックにも通いはじめ体外受精を成功させるために友人の紹介により当院へご来院。
【治療経過と内容】
治療方針:筋肉が硬くいつもリンパマッサージに行っている方のため、津液を巡らすことをポイントにした。クリニックでの血液検査でホルモン値が乱れがちのため、頚周りのつまりを緩和させるように施術を行なった。
治療経過:体の変化に対する自覚はあまり感じられない方だったが、鍼後はスッキリ感を自覚されていた。その後2回移植をするも陰性だったが、3回目の移植で妊娠反応あり。妊娠継続中。
【同時に治療した症状】
月経がくると左の頸肩に痛みがでていたため、頸の歪みをとるように施術した。
【使用した主なツボ、手技など】
三陰交、関元、百会
オイルトリートメント、整体
【考察・まとめ】
冷えもなく、いつも元気という方だったため卵巣機能を高めることにつながるような施術をしたことが良かったと振り返る。また抗酸化のサプリメントも併用し運動も定期的に行なうよう指導したことも結果につながるものだったと考える。
2回妊娠判定が陰性だったときに、転院の話をし転院した先で陽性反応がでたことも良い判断だったと思う。