睡眠不足は不妊の原因!その2

2016/04/06

ついに桜が満開になりましたね
お花見はされましたか?

 

私は上野公園でお花見をしました^^
とっても綺麗でした!

 

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お花見まだの方は
今週が見納めだと思うので
是非、桜で癒されてくださいね

 

さて今回は
「睡眠不足と不妊」について
前回に引き続きお話させて頂きます

 

前回では
睡眠不足が引き起こす不妊への悪影響

 

1つ目
「睡眠不足は活性酸素を増加させる!」
ということについてお話しました

 

今回は2つ目
『睡眠不足はホルモンバランスの乱れを引き起こす!』
ことについてお話していきます

 

睡眠中は体内で様々なホルモンが分泌されて
体内の機能を調整しています

 

人間の身体には「体内時計」という機能があり、
決まったリズムで生活を送ることで
ホルモンの分泌や自律神経の調整を行っています

 

睡眠不足になると体内時計の機能が狂って
ホルモンの分泌に異常をきたし
ホルモンバランスを乱れさせてしまいます

 

ホルモンバランスの乱れの中でも
特に妊娠に悪影響を与えるのが

 

「生理不順」
「メラトニンの分泌不足」
「成長ホルモンの分泌不足」です

 

この3つについて個別に紹介します

 

①睡眠不足は生理不順を引き起こします

 

生理は複数のホルモンの分泌量が
複雑に変化することで成り立っているので
ホルモンの分泌量に異常が起きれば
生理にも異常が起こってしまいます

 

最悪の場合には排卵が停止してしまう
というケースもあり、
自然妊娠が不可能になってしまいます

 

②睡眠不足はメラトニンの分泌を阻害する

 

メラトニンには体内時計を調整する働きがあるので
睡眠不足などにより生活のリズムが崩れると
メラトニンの分泌が減少してしまい
体内時計が狂ってしまいます

 

そしてメラトニンには、
細胞を酸化・老化から守る
「抗酸化作用」も持っています

 

メラトニンは卵巣の細胞に多く含まれてるので
メラトニンが正常に分泌されれば
卵子の酸化・老化を防止してくれます

 

③睡眠不足は成長ホルモンの分泌を阻害する

 

成長ホルモンには、細胞を成長させたり
傷ついた細胞を修復したりする働きがあります

 

成長ホルモンは睡眠中に大量に分泌されます

 

睡眠不足になると肌が荒れることがありますが
これは成長ホルモンの分泌不足が
原因の1つであると言われています

 

十分に睡眠がとれていれば
成長ホルモンがしっかりと分泌されて
卵子を成長させたり傷ついた卵子を修復したり
卵子の状態をいいものにしてくれます

 

今回かなり長文になってしまいましたが
睡眠不足でホルモンバランスが乱れることによって
こんなにも妊娠に悪影響与えているのです

 

次回は、
「妊娠しやすい体質を作るための質の良い睡眠方法」を
ご紹介しますね^^

 

 

最後までお読みいただき
本当にありがとうございます

鍼灸師 須藤ななみ


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