症例報告23
【患者像】
A・Kさん 40代 女性
【来院】
2018.2
【症状と来院理由】
主訴:不妊症
平成29年2月からクリニックを受診してタイミング療法からステップアップして人工授精・
体外受精をしても妊娠反応がゼロ。原因不明でクリニックの転院と共に体質改善を目的に平成30年2月に来院。
【治療経過と内容】
治療方針:骨格調整。自律神経の調整。筋緊張の改善。
治療経過:クリニックでの治療で薬の副作用やストレスで心身ともに疲れ果てており、治療と共に生活習慣の改善から取り組む。
クリニックではステップダウンして人工授精からスタートするも陰性。
根本治療として骨盤の歪みと血流改善を当院での治療に加えてお身体の状態に合わせての自宅ケアを指導。骨格の調整を行うことで自律神経も整い、睡眠リズム変動があっても熟睡できるように改善。その中で転院後初めての体外受精を試みて平成30年の6月に陽性反応を認める。その後も自律神経の調整は続けて妊娠継続中。
【同時に治療した症状】
首肩こり、腹部の緊張緩和、猫背
【使用した主なツボ】
三陰交、太谿、気海、整体療法
【考察】
仕事とクリニックという生活にリズムが合わず、ストレスが溜まっている状況で心身ともに疲れ切っている状態でした。一からお身体と生活習慣の改善を行うことで根本的な体質改善として鍼灸整体治療。自宅ケアはストレッチやトレーニングの取り組みを日々小さな行動習慣としてコツコツ行っている中で体外受精に挑めたことが妊娠に至ったと思います。そして、これからは出産と育児が待っているので本当に望んでいた明るい家庭環境に向けて、大切なお身体をサポートさせていただきます。