栄養素だけに気を付けても・・・
【牛乳=カルシウム=体に良い】の落とし穴
最近、健康への関心がますます高まっているのを感じます。
テレビや雑誌などの健康特集では話題になっている食べ物の栄養素や性質を探り
その食べ物がいかに健康によいかを盛んにアピールしています。
少し考えてみてください。
私たちは『体に良い』『健康に良い』という場合、いったい何を基準にしているのでしょうか?
よく『牛乳はカルシウムが豊富だ』と言われます。
たしかに牛乳にカルシウムが多く含まれていることは事実です。
しかし、『牛乳はカルシウムが豊富。だから健康によい』と短絡的に考えてしまうのはどうでしょう?
牛乳にはカルシウムのほかにも様々な栄養素が含まれています。
乳糖という糖質が含まれています。
ですが、これを分解する酵素を持っていないほとんどの日本人の体質には、牛乳は適していません。
牛乳にはたんぱく質と脂肪も含まれていますが、たんぱく質や脂肪の摂りすぎは、肝臓に負担をかけてしまいます。
カルシウムを摂るために牛乳に頼ろうとするとき、私達はそういう問題をかえりみることはないのではないでしょうか?
現代の栄養学は、顕微鏡や試験薬レベルでしかみえないものばかり見て、食べ物全体を見ていないことが多いように思います。
栄養学は、我が国には明治時代にドイツから輸入されました。
長い食文化の伝統から見れば、きわめて新しい学問なのです。
自分の食生活を見直す前に、私達は何を基準にするのが良いでしょう。
栄養素でないとしたら、食べ物にはどんな『ものさし』が当てはまるのでしょう。
それは食べ物そのものが持っている性質です。
食べ物の性質が血液の性質を決めるのです。
食べ物には【陰陽】のエネルギーが宿っているという前回お話した内容につながっていきます。
昨今、様々な書籍もあります。インターネットで調べてもすぐに調べられますので一度調べてみるのもいいのではないでしょうか。
次回は【断食・小食がもたらす体への良い影響】についてお話させていただきます。
もしも不妊に悩まれている方や、どうしていいか分からない方がいらっしゃいましたら、
一度当院へお悩みをご相談くださいませ。
それでは本日はこの辺にて。
ご覧いただきありがとうございました。
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住吉鍼灸院
はり師・きゅう師
佐藤哲平