症例報告31
【患者像】
K・Oさん 30代 女性 会社員
【来院】
2018.2
【症状と来院理由】
主訴:不妊症
2人目不妊で平成28年2月からクリニックにてタイミング療法をスタート。検査結果は夫婦共に異常なし。1年が経過してステップアップで人工授精を1度するも妊娠の兆しがなく、根本的な体質改善を目的に来院された。
【治療経過と内容】
治療方針:
自律神経、骨盤の調整
治療経過:平成30年2月から治療開始の中で人工授精に合わせて治療を開始するもストレスの影響で自律神経が乱れていたので治療とタイミング療法で状況を見ながら治療をしていき身体の変化とともに人工授精に切り替え、クリニックでの人工授精と合わせて治療していく中で転院もしていき、ラストの人工授精で臨んだ結果、平成30年7月に陽性反応を認める。現在も妊娠継続中。
【同時に治療した症状】
骨格の歪み、ストレス、体のコリ、不眠
【使用した主なツボ】
三陰交、印堂、中脘、整体療法
【考察・まとめ】
1人目は自然妊娠で3年が経過してから2人目を考えてタイミングを取るも妊娠の兆しが見えないのと年齢を気にされており、クリニックに受診するも検査結果は異常なし。しかし、子宮の状態があまり良くなく、内膜が薄いと言われてクロミッドを使用しながら様子を見ても変化がなく、体質改善を目的に来院されて状況を伺うと仕事のストレスと生理前後でイライラしてしまい、育児ノイローゼ気味になっている状況でした。そのためOさんは妊娠しやすい生活習慣の改善を徹底して自宅ケアに対しても真面目に行っていました。1日でも早く妊娠を希望されている中で日々の習慣を大切にして過ごすことで身体が着実に変わり、心のストレス状態も変わっていったからこそ、妊娠に至ったと感じました。なかなか妊娠しない状況でしたが、諦めずに頑張ってくれました。来院当初に仰っていたチャレンジは2回と決めて約半年間の中でタイミング療法や治療をして身体を先に整えるように改善した結果ラストチャンスを掴んだのだと思いました。